1分スキャル・レジェンドセオリーってどうなの?

《検証商材》1分スキャル・レジェンドセオリー
《販売者・販売会社》日本投資家育成機構、佐藤光、本庄翔悟
今回は日本投資家育成機構の
『1分スキャル・レジェンドセオリー』を
検証してみたいと思います。
FX商材でおなじみクロスリテイリンググループ
日本投資家育成機構より新商材が登場しました。
講師は“元ホームレス”という経歴を
ウリ?にしている本庄翔悟氏という人物。
なんとこの本庄翔悟氏、
トレードで資産を失いホームレスへの転落を経て
現在は投資で月収700万円を稼いでいる
逆転成功を収めているトレーダーだそうです。
クロスリテイリンググループの最近のオファーは
「元ヤンキー」や「ゲイ」といった
異色の経歴を全面に押し出す傾向にありますね。
もちろん、講師の経歴がどうあれ
重要なのは『手法の優位性』です。
今回の『1分スキャル・レジェンドセオリー』も
販売ページではかなり過激な数字や
謳い文句が掲載されていますが、
いうまでもなく参考程度に受け取っておきましょう。
ちなみに、販売ページ冒頭では
本庄翔悟氏の運用実績が掲載されています。
1ヶ月で480万の利益、4日で130万の利益、4日で160万の利益など、
非常に魅力的な数字が掲載されていますが
いずれもお手製のデータとなっており
これだけでは信ぴょう性は低いと言わざるを得ません。
本庄翔悟氏は現在、トレードで月収700万を稼ぎ
トレードと並行して会社経営も行っている
起業家さんということですが、
本当に稼げているのであれば
是非ともフォワード実績を拝見してみたいですね。
残念ながら、現時点では
本庄翔悟氏のフォワード実績は確認できませんが
日本投資家育成機構の新作ということで
購入を検討している方も少なくないようですので
以下より具体的に検証していきたいと思います。
バイナリー、FX兼用のサインツールが付属
『1分スキャル・レジェンドセオリー』は
オリジナルのサインツールを使い、
サインの取捨選択を踏まえた半裁量手法です。
『1分スキャル・レジェンドセオリー』の
サインツールは、トレンドを知らせるトレンドツールと
エントリーポイントを知らせるサインツールの
2つツールが用意されています。
小さな星マーク:トレンドの初動を教えてくれるサイン
大きな星マーク:大きなトレンドを教えてくれるサイン
白と黒の星マーク:エントリーの準備サイン
水色の矢印マーク:エントリーチャンスのサイン
まずはトレンドのサインを確認して、
その後エントリーサインが表示されたら
裁量判断を加えてエントリーとなります。
1分足のバイナリーメインとして開発されていますが
FXで使用することも可能となっており、
5分足で方向性を確認し、執行時間足は1分足となっています。
また、推奨通貨ペアはドル円、ユーロドル、
米ドルスイスフラン、スイスフラン円、豪ドル米ドル、
豪ドルニュージーランドドルの6通貨です。
100年前の稼ぎ方から生まれた1分足ロジック
本庄翔悟氏の手法は
「100年前の稼ぎ方から生まれた1分足ロジック」
とのことで、“本物と偽物の値動き”を
見極めることができると謳われています。
例によって、FX-Jin氏をはじめとした
クロスリテイリング講師陣も絶賛しています。笑
さて、そんな本庄翔悟氏の手法は
“出来高”を利用し、大衆心理を読み解き
大きな流れに同調していくというもの。
本庄翔悟氏のいう100年前の稼ぎ方
というのが出来高を使った市場分析のことですね。
ロジックは押し目買い・戻り売りのトレンドフォローです。
出来方はMT4のインジケーターでいうVolumes。
Volumesは取引量を示すテクニカルで
チャートの下方はヒストグラムとして表示されます。
取引量が多ければ出来高が大きく表示され、
取引量が少なければ出来高は小さく表示されます。
この出来高と、ローソク足の勢いを分析することで
現在発生しているトレンドの信用度、
今後の方向性を予測していくわけですね。
こちらの動画では、出来高とローソク足の
関係性について説明されていますが、
『大きいローソク足 & 大きい出来高』
『小さいローソク足 & 小さい出来高』
が表示されている場面は
値動きの信ぴょう性が高まり
『大きいローソク足 & 小さい出来高』
『小さいローソク足 & 大きい出来高』
が表示されている場合は
信ぴょう性の低い値動きだと解釈することができます。
ローソク足が大きく、出来高も大きいということは
価格が伸びており、同時に取引量も多いことを示しており、
逆にローソク足が小さく、出来高も小さい場合は
価格が伸び悩み、取引量も少ない場面ということになります。
逆に、ローソク足が大きく、出来高が小さいということは
価格が伸びているが、取引量が少ないということを示しており
ローソク足が小さく、出来高が大きいということは
価格が伸び悩み、取引量が多くなっていることを示します。
前者の場合であれば、市場の価格と取引量が比例しているため
市場の需要と供給が判断しやすいわけですが、
後者の場合は、価格と取引量が比例しておらす、
今後の展開が予測しずらくなってきます。
『大きいローソク足 & 小さい出来高』という場面は
少ない取引量で大きな金額が動いていることになりますから、
機関投資家などの大口のトレーダーによる
“市場操作”が考えられますし、
『小さいローソク足 & 大きい出来高』という場面では
市場参加者がせめぎあっている根拠となり、
小さな金額で、多くの取引が収集しているため
今後、どう動いていくかが判断しづらい場面と言えます。
こういった本庄翔悟氏の考え方には私も賛同できますし、
出来高を使い市場の大きな流れを判断することには
確かな有効性がありますが、
個人的に疑問視しているのは、
本庄翔悟氏の出来高分析の具体的なロジックが
公開されていないという点です。
MT4の出来高は「ティックの動いた数」であり、
本来の意味での“出来高”とは異なります。
これをどういう判断基準で出来高として見るかによって
大衆心理を読み解く精度は大きく変わってきますが、
この部分が明確に明かされていないのは
商材として不完全なのではないかと感じてしまいますね。
『1分スキャル・レジェンドセオリー』の評価
評価結果:Bランク
大衆心理を読み解くことでダマしを回避し
“信頼できる値動き”に乗っかっていく考え方は
ものに出来れば、相当大きな武器となります。
本庄翔悟氏と同じく、出来高分析には
確かな優位性があると私も考えていますが、
肝心なのは、出来高をどのように捉えているかです。
先ほどもお話しましたように、
『1分スキャル・レジェンドセオリー』では
本庄翔悟氏の具体的な出来高分析の基準までは
明らかにされていません。
あくまで、本庄翔悟氏のロジックから構築とした
サインツールを利用できるというだけです。
もしも、本庄翔悟氏の出来高分析に優位性がなければ
『1分スキャル・レジェンドセオリー』の
サインツールに優位性がないということになります。
根本的な部分が明らかにされていないため、
本庄翔悟氏の手法の優位性の判断材料の一つ
として考えられるのがフォワード実績でしょう。
しかし、現時点ではフォワード実績も未公開。
優位性を証明する要素があまりにも伏せられているため
商材として発表するのは、ちょっと厳しいんじゃないのか…
と思ってしまいますね。
それでいて、販売価格も約8万円と高額。
ですから、販売価格に対して“説得力に欠ける”ため
購入価値はそこまで高くないだろう、というのが私の見解ですね。
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