プロトレーダー・ダイスケのミリオネア・トレードFXってどうなの?

《検証商材》ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)
《販売者・販売会社》志賀政典、FX-Jin、ダイスケ、クロスリテイリング株式会社
ミリオネア・トレードFX
公式販売ページはこちら
今回はクロスリテイリング株式会社より新たに販売されている
『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』について検証を行ってみたいと思います。
『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』を手掛けているのは
現役プロトレーダーとして知られているダイスケ氏ということで、
以前検証した『FXトレンドフォロー完全攻略ロジック』でも
講師を務めていたことから、彼のことを既に知っている
という方も非常に多いのではないでしょうか。
また『FXトレンドフォロー完全攻略ロジック』の前には
『トレンド・ストライクFX』というタイトルでも販売していたので
クロスリテイリング株式会社関連で手法を公開するのは
実質的には今回で3作目ということになりますね。
ちなみに今回の『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』は
販売開始後からインフォトップランキングで
早くも堂々の1位を獲得しているということで、
既に多くの方から注目されていることが伺えます。
実際のところ、当ブログ宛てにも購入相談や
検証依頼が届いていますので、さっそく検証を進めていくことにします。
『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』の内容
『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』の手法を検証する前に
オファー内容をまとめてみたいと思います。
『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』ではダイスケ氏が
新たに開発したオリジナルツールを用いることで
1回のトレードで数百万円の利益が得られると謳われています。
移動平均線とパラボリックだけを使用して分析を行うので
初心者でも簡単に実践に活かすことができ、
損失が出てしまう場合はパラボリックに合わせて
トレーリングストップを行うので損小利大になるとのことです。
『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』では
トレンドフォローの半裁量のシステムトレード手法となっています。
3つのツールでエントリーや決済のタイミングが計れるので
初心者でもすぐに勝てるようになると謳われていますが、
裁量が一切不要とはどこにも記載されていないので
実際には裁量の要素も必要になるということです。
そして『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』は
4時間足メインで移動平均線とパラボリックを使用することから
前回の『FXトレンドフォロー完全攻略ロジック』と同様に
グランビルの法則に基づいたスイングトレード手法を行っていきます。
ただ、FX-Jin氏が代表を務めるクロスリテイリング株式会社の
過去商材のどれを見ても、手法ロジックの詳細が
完全に明かされているとは言えません。
つまり、今作の『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』も
過去商材と同じようにロジックの詳細までは不明ということですね。
グランビルの法則については前回も説明しておりますが、
ジョセフ・グランビル氏の提唱した
“4つの買いポイントと4つの売りポイント”
のことを指しており、移動平均線を上抜け
もしくは下抜けする際に買いと売りのポイントが存在するというものです。
まぁ販売ページにはグランビルの法則について
全く記載されていないので、FX初心者が読んだところで
ロジックを全く理解できないことは言うまでもありませんね。
クロスリテイリング株式会社が手掛ける商材には
明らかな誇張した謳い文句だけが並べられ
必要な情報はほとんど掲載されていないので、
今回も今までと全く変わらない方法で販売しているということです。
そして『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』のトレードルールは
STEP1.移動平均線、パラボリックを見てエントリー
STEP2.パラボリックに合わせてトレーリング
STEP3.パラボリックの上下が入れ替わったら決済
という3つのシンプルな流れになっています。
中でもSTEP2のトレーリングとは「トレーリングストップ」のことで、
『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』では
ローソク足が1本確定するごとに
ストップロスを切り上げていくということです。
ちなみに通常のトレーリングストップは
逆指値が為替レートの変動に合わせて切り上がったり
切り下がっていく、つまり利益の最大化と
損失の最小化を可能にする際に用いられます。
一見すると損小利大を実現できるように思えますが、
パラボリックにはそれなりにデメリットが存在するので
必ずしも使い勝手が良いとは言い切れません。
では、一体どのようなデメリットがあるのでしょうか。
パラボリックは必ずしも万能な手法ではない
そもそもパラボリックは、トレンドが形成されている場合には
ローソク足に追随するように下に張り付いて表示されますが、
レンジ相場になると上下動を繰り返す、つまり
“レンジ相場には非常に弱い”
という特徴があります。
パラボリックで最も気を付けなければならないのが
「リペイント」、言い換えればローソク足の形成途中に
シグナルの方向が変わってしまうということです。
しかも、パラボリックにはリペイントが頻繁に起こるので
チャートを注意深く観察していなければならず、
短時間足のスキャルピングやデイトレード向きであるということです。
パラボリックはドテンを行う場合に多く用いられるので
『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』では
ドテンを行うことが予想されますが、
勝ったり負けたりを繰り返すことになってしまうので
販売ページに謳われているだけの結果は期待できないといえます。
このようにパラボリックを使用する上では
それなりにデメリットが多く存在するわけですが、
『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』には
パラボリックのレンジ相場に弱いという特徴を
3つのツールでカバーしているというわけです。
3つのツールの内訳としては
・トレンドメーター
・マルチタイムパラボリック
・Wトレンドサーチ
となっており、トレンドの強弱を表すメーターや
複数の時間足を表示することにより
より大きな利益を生み出すことが可能となっています。
またWトレンドサーチで相場の方向性を読み取ることで
勝率の大幅アップが望めるとのことで、
これらは全てレンジ相場特有のダマシを回避するのに
必要不可欠だと謳われています。
確かにレンジ相場ではダマシが発生しやすく
トレンドフォローの弱点と言えるので
ツールによってダマシに遭う回数を減らせるのは嬉しいですが、
パラボリックのデメリットの多さを考えた時に
必ずしもデメリットを全て解消できるとは思えませんね。
それに加えて裁量の要素も必要になってくるので
FX初心者が移動平均線とパラボリックの見方が分かるはずがなく、
実践初月から勝てるようになるとは断定できません。
つまり、ある程度裁量のスキルがあれば
『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』の手法でも
それなりに結果を出せるのかも知れませんが、
裁量のスキルがない初心者では勝つことが難しいので
実践者全員が同じように勝てるとは限らないとうわけです。
『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』の評価
評価結果:Bランク
移動平均線とパラボリックを使用し、
パラボリックのデメリットを補うために開発された
3つのツールを使用してエントリー・決済を行うとのことで
それなりに優位性の高い手法なのかも知れませんが、
実践者全員が確実に勝てるかは別の話です。
それなりに勝てるという根拠があるのなら
ロジックの詳細やフォワード実績を
販売ページにも堂々と公開しているはずですが、
残念ながらそういったものはほとんど掲載されていません。
ダイスケ氏が本当にこの手法を実践して
年間8,000pipsの利益を出し続けているのであれば
もう少しまともな実績を公開してくれても良いのではないかと思います。
『ミリオネア・トレードFX(ミリトレFX)』が販売開始直後ということで
深くまで検証できているというわけではありませんが、
今回の検証結果から優位性はそこそこ高いものの
再現性はかなり低いと言っても過言ではないということです。
現在はインフォトップランキングで上位を獲得したという理由だけで
購入を検討している方が多いようですが、
手法ロジックやフォワード実績が完全に公開されておらず
再現性の低さは正直否定できないのでおすすめできません。
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